ブッシュ政権の変化とイラクの今後

とうとう訪れたブッシュ政権内での権力移動が起きる。
今までは、ネオコンが力を持っていたが、ラムズフェ
ルド国防長官にイラク虐待問題の責任を押し付けて、
辞任させ、国連の関与を求めるパウエルらの国際協調
派(国務省サイド)に権力を振る。しかし、国益は同
じであるために、イラク権益は守ることになる。
 
一方、ブラヒミ国連特別顧問のイラクでの調停は、
難航している。シーア、スンニ、クルドの3派は、
それぞれ自己主張をし始めて、お互いに認めないよう
だ。特に暫定政権のメンバーには成れない評議会メン
バーからは悪評ざくざく。
 
こうなると、勝手にしてという手がある。
米軍が撤退して、少し自分たちで内部調整して、かつ
できないと内戦状態にしてから、国連介入の方がいい
かもしれない。