地対地ミサイルの登場で米軍呆然自失 旧イラク軍が本格参戦の証し

From: Rikijiro Saito

 連日平均百回にも達するイラク抵抗勢力の攻撃を受け、抵抗勢力が統治する
解放区が広がる中、バグダード空港が地対地ミサイルで襲撃されたことで米軍
は強い衝撃を受けている。22日付けのバスラ・ネットが報じた。
 
 米軍が発表したにも拘らずメディアは、サダム国際(バグダード)空港での運
航が2日間停止したニュースを無視した。しかし今回、アメリカ人は(旧)イラ
ク軍とラアド(雷)地対地ミサイルの出現に激しい衝撃を受け、呆然自失してい
る。
 
 イラク人が作り上げたこのミサイルは全長が約6メートルあり、訓練を受け
た有資格者でなければ取扱いや作動出来ない。(旧)イラク軍のミサイル部隊
以外、この能力があるものは居ない。理由は、ミサイルの設置、発射、操行に
は、技術者や専門家など全て揃ったチームが必要なのだ。
 
 複数のミサイルが発射され、バグダード空港を破壊した。事件はアメリカ人
に深刻な衝撃を与えた。何故なら、このような規模でミサイルを準備するに
は、少なからぬ期間を必要とするし、巨体の隠匿方法も容易ではない。そんな
ことよりも驚嘆すべきは、これらのミサイルを発射、操行した専門チームだ。
如何にして作業を完遂し、(米軍の)レーダー網を潜り抜けたのか?
 
 (旧)イラク軍が戦場に顔を出さない日は一日たりと無いが、世界のマスメ
ディアによる誤導により、この軍隊が過小視され、存在すら否定されてきた。
しかしこの度のラアド・ミサイルの轟音が、ツンボの鼓膜を振るわせた。

http://www.albasrah.net/maqalat_mukhtara/arabic/0904/ra3d_220904.htm

バグダード市内から空港に向かう道路は一時閉鎖された。

アラブの声ML 齊藤力二朗
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/