米、30日から入国に指紋と顔写真・日本人観光客も対象 [日経−共同]

 米入管当局は30日から、現在査証(ビザ)を必要としない日本など27カ国の短期の観光客らに対しても、空港や港での入国時に顔写真を撮影し指紋も採取する。ブッシュ政権が進めるテロ対策強化の一環だ。

 国土安全保障省のウェブサイトなどによると、ビザの有無にかかわらず、入国審査カウンターで指紋読み取り機に両手の人さし指をかざし、デジタルカメラで顔写真を撮影する。手続きは15秒程度とされ、入国のたびに同じ手続きが必要となる。

 また10月26日以降は、機械読み取り式の旅券(パスポート)でなければ、ビザなしでの米国渡航が認められなくなる。〔共同〕 (15:54)