台湾独立から後退

台湾の陳総統が台湾独立から、中国統一に路線を変更する可能性が出てきた。
米国が台湾への武器売却で、一部の兵器を渡さない方向になり、なおかつ、仏が中国に最新鋭航空機等の兵器売却に踏み切る可能性があり、戦略の均衡が崩れる恐れが出てきている。50機程度のF−16により航空戦力は、台湾の方が現時点では優位であるが、中距離ミサイルを中国が大量に配備したために、台湾もそろそろ強気だけでは対応できなくなっている。
  
言論やデモだけでは戦争を防げない。彼我の軍事力を真剣に検討して、負ける戦争を未然にしないことでしょうね。今までは台湾は十分に中国の侵略を防げたが、今後の中国の海軍力増強、ミサイル増強、ユーロファイターという航空兵力増強で台湾も安穏としていられる状況ではなくなっている。それに輪を掛けて米国の親中派が台湾への兵器売却を阻止しようとしている。
 
日本の台湾支持者も気をつけて発言するべきだと思う。論調も中国の戦力分析が不可欠である。