衆院が解散、議長が解散詔書朗読 衆院本会議(ASAHI)

2005年08月08日19時19分

 8日午後7時すぎ、衆院本会議が開かれ、解散が正式に決まった。細田博之官房長官から解散詔書の伝達を受けた河野洋平議長が、「日本国憲法第7条により衆議院を解散する」と読み上げ、解散を宣言した。議員たちからはバンザイの声と拍手が上がった。小泉首相は厳しい表情で頭を下げ、すぐに議場をあとにした。

 同日の参院本会議で郵政民営化法案が否決されたのを受け、小泉首相衆院解散・総選挙を決断。臨時閣議閣議決定した。

 衆議院解散は2003年10月以来、1年10カ月ぶり。選挙日程は8月30日公示、9月11日投票となる見通し。