強硬派や新保守主義（ネオコン）色の強い政権内で国際協調路線をとってきた長官の辞任は、２期目のブッシュ外交に大きな変化をもたらすことは確実だ。後継の外交チームが固まるまで北朝鮮の核問題をめぐる６者協議や、中東和平の仲介外交が停滞することも予…

ファルージャの戦闘で大きな犠牲を住民や米軍が負い、この先、イラク戦争は交渉の時代になる。そのまさに今、国際協調派のパエウルが辞任する。今後の米国の外交に注目するしかない。