「核開発永遠ではない」 北朝鮮、核放棄の用意示唆

 【ワシントン18日共同】北朝鮮日中韓などの歴訪を終え帰国したウェルダン米下院議員(共和党)ら超党派の議員団が18日、ワシントン郊外の空軍基地で記者会見した。同議員は、北朝鮮で会談した対米担当の金桂冠外務次官が「核開発能力を永遠に持ち続けたくはない」と述べたことを明らかにした。
 北朝鮮がブッシュ米政権に強く求めている「敵視政策」放棄が実現されれば、「完全核放棄」に応じる用意があることを示唆した発言。2月初めの一般教書演説などでブッシュ大統領に強硬姿勢を抑えるよう暗に求める狙いがありそうだ。
共同通信) - 1月19日11時27分更新