日本の景気判断はいかに

日本の景気は中国と米国の景気動向に左右される。日本自体の内需はあまり盛り上がらない。もう日本人の多くは物を持ちすぎている。都心回帰で一時都心のマンションが売れたが、どうもそれも作りすぎで、ピークアウトして、今後は値引き合戦になりそうな雰囲気である。
 
DVDレコーダ、デジタルカメラ液晶テレビなど新御三家もピークアウトして、次のデジタル・ハイビジョンなどの新しい商品が必要になっている。DVDも次の標準を目指す動きがあるが、使い方の提案がないと、普及が難しいと思う。

しかし、世界的には新御三家の商品は今後の普及が可能であり、いかに世界に売るかが勝負なのでしょうね。景気が外需頼みである。このように日本は成熟して、売れる商品が無い。新しい需要がないとすると、ソフトバンクではないが、昔の公共分野で値引き合戦をする戦いに出て、シェアを奪い取るしか方法がないのか??
 
しかし、郵政公社は民間サイドに値引き合戦を仕掛けている。値引き合戦が日本内での需要掘り起こしにとすると、まだデフレの時代が続くことになる。このため、国債や地方債の負債をインフレで軽くすることは、当分不可能でしょうね。ここは日本で使い道が無いお金を、海外に投資して、運用益を得るしかない。それもODAではなくて、民間のファンドで運用する方がいい。その運用益で、日本人は少し休みませんか??
 
そして、サービス産業を立ち上げるしかない。滞在型のレクレーションが田舎に職を作り、人口の都市集中を緩和するように感じるが???